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スタインウェイフルコンサート用ピアノでレクチャー発表をしました 2019.9.8&9.16
クーラウ・ソナチネを演奏している様子(小3女子)
カノンでは、毎月2回レクチャーをしています。
楽譜の中には意味不明なことがたくさん…困ってしまいますよね。ピアノってどう打鍵したら綺麗な音が出るのか知りたいですよね。
レクチャーとは、カノンの生徒さんが楽しく音楽性を高めていけるよう、ピアノに関するノウハウをティーチングさせていただくことです。
その様子をご家族の皆様にも見ていただく素敵な企画をしました。
スタインウェイ&ヤマハフルコンピアノを実際に弾きながら、フルコンを演奏するためにはどのようなことに意識を持って日々練習していけばよいのか、ワンポイントアドバイスをさせていただきました。
ここで少し、スタインウェイについてのお話をしましょう。
まず、スタインウェイの音を聴いてみると、その濁りのない音に心地よさを感じる方もいらっしゃるとおもいます。
他のピアノが持つ音に混じるわずかな濁りを、スタインウェイは完全に排除しています。クリアで艶やかな音色もスタインウェイの魅力です。
構造上の話になってしまいますが、アクションの部分で鍵盤を打つ力が最小限に抑えられているため、タッチが軽いうえ、鍵盤をたたく力が直接鍵盤に伝わりやすい構造になっているのです。
2台のピアノで連弾をしました
実際に指に触れてみると、エコ奏法でよいことがわかります。レガートの音の粒が極めて綺麗に揃う、クレッシェンド・デクレッシェンドなどの抑揚もとても表現しやすいです。スタッカートのアクションは、敏感になるためいろいろな種類の音色を醸し出すことができます。
皆様の記憶が薄れないよう、次回は10月末あたりを予定しております。来年5月の発表会に向けて、さらに勉強してまいりましょう。