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カノンでも実践している理想的なタッチ(打鍵法)
ジョゼフ・レヴィーン先生のピアノ奏法の基礎という本の中に、理想的なタッチについての記載がありますので紹介してまいります。
タッチとは、最も芸術的な指先が、最も垂直に打鍵できるように、必要のない余計な動作を全て取り除くことなのだそうです。(本文をそのまま引用)
図解1 関節をまげゆびを高く上げるのは古いタッチ
このタッチでは、弾力性のない貧弱な固い音しか出ない。
この関節だけを使う(現代のタッチ)
指の関節は動かさない
図解2のように、矢印のついた指の付け根の関節だけを使って、指を鍵盤の底までおろして弾きます。
カノンでは、スケール練習や簡単な旋律と和音でできている曲から、丁寧にアドバイスをしており、美しい音色を出す秘訣も紹介しています。
次回は、丸みのある音を出す手くびの使い方についてです。
どうぞおたのしみに…
手首のバネを使えば使うほど音の固さは取れて丸みのある綺麗な音になります。