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2017サマーコンサート・幻想即興曲(中2)
プログラム29番 幻想即興曲(ショパン)
この曲はショパンの4曲からなる即興曲の第4番目にあたり、例にもれず”幻想即興曲”というタイトルはショパン自身ではなく、友人のユリアン・フォンタナが名づけたものです。
1834年に作曲されたのですが、フォンタナがショパンの死後遺作として出版しました。それも、ショパンの楽譜に手を加えて…です。これが、フォンタナ版といわれるものです。
しかし1964年に新しい自筆の楽譜がルービンシュタインによって発見されたのです。
“幻想即興曲”はフォンタナ版とルービンシュタイン版に分類されますが、どの版で弾くかは弾き手の意向になります。